2012年度末までに療養病床を15万床にまで削減する
方針について、「13年4月になれば、多くの高齢者が
路頭に迷う。受け皿をつくってからやるべき」と訴えた。
4月に始まった後期高齢者医療制度が、保険料徴収の
不備などの問題を引き起こしていることにも触れ、
「(制度開始が決まった)2年前も後期高齢者医療制度
には反対があったが、少数の自民党の幹部に
押し切られた。療養病床も少数によってそうされたことを
反省し、真摯(しんし)に議論して受け皿をつくり、
高齢者の不安がない形に持っていかないと、多くの反発を
受けることは目に見えている」として、
同制度の二の舞いを演じてはならないと主張した。
いつも不思議に思うんですが、
自民党内にもこうした正論を唱える人がいるのに、
何がどうなったら、福祉切り捨ての政策ばっかりが
国会で決まっちゃうんでしょうか?
>「療養病床なくさないで」
![]() | 月刊ケアマネジメント 2008年4月号 [特集 4月からこう変わる 高齢者の医療と介護] 今井修司(表紙イラスト) 環境新聞社 2008-03-30 |