なっているのが現状だ。とはいえ、総務省の調べによると、
家族の介護のために男性が離・退職するケースが
2006年から急増している。介護理由の離・退職者は、
年間10万人前後だったのが、06年には14万4800人に。
半数は、40〜50歳代の働き盛りの男性だ。
かつて、会社に勤めながら遠距離介護をしているとき、
会社の常務から直接
「介護をしながら満足な仕事ができるはずがない。
お前は給料泥棒のようなものだ」と罵られたことを思い出しました。
当時私は、仲間に助けられながらも、仕事に穴を空けないように
必死に頑張っていたのですが、
なんとも悲しい気持ちになったのを覚えています。
>介護が貧困をうむ 「仕事続けられない」理由
![]() | 一人でもだいじょうぶ―親の介護から看取りまで おち とよこ 日本評論社 2009-03 |