日々努力しているが、入所者の側は施設を自宅とは
思っていない。その落差が暴かれる悲しい瞬間である。
「うちへ帰る」と言っても、その自宅が
既に存在していない場合もしばしばだ。楽しい幼少期を
過ごした過去の「わが家」へ帰っていくのである。
あぁ、これわかりすぎるほどわかります。
うちの母の場合は妙な妄想と合わさっているので、
「●●に行かないと殺される」なんて物騒なことを言いますが。
>介護施設で老いを考えた:/7 グループホーム/5 /宮崎
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