福岡市内の特別養護老人ホームに限っていえば、
平成18年4月から20年3月初旬までの間に、
特養側に過失があると認められる重大事故は15件、
そのうち死亡に至った事故が10件起きていた。
先述してきたストレッチャーからの転落・死亡事故や、
入浴中の溺水事故もこの中に含まれていた事案である。
しかし、福岡市民にはこうした重大事故について
全く公表されていない。保険者である福岡市が、
こうした人命にかかわる介護事故を公表しないことは、
被保険者(市民)に対する裏切り行為ではないだろうか。
他の自治体での情報開示はどんな感じなんでしょうか?
やっぱり、「臭いものにはフタ」なのかなぁ……。
>崩壊する介護(7) 〜なぜ起きる介護事故〜
![]() | 介護施設にだまされるな! ―かかる費用と選び方がわかる 窪田 望 ダイヤモンド社 2007-10-13 |