私のところに来るのも身寄りのない人ばかり」
生活困窮者を支援するNPO法人「ほっとポット」
(さいたま市)の藤田孝典代表理事はこう指摘する。
同NPOは「たまゆら」のように実態が
有料老人ホームながら老人福祉法に基づく届け出を
していない「無届け施設」や、
民間運営の路上生活者ら向け「無料低額宿泊所」などに
いる高齢者を支援している。
最近はこうした施設入居者の相談も増加。
大半が住んでいた地域で頼れる家族、友人もない
生活保護受給者という。認知症になりながら、
同NPOとつながって初めて介護保険を
利用できた人も少なくない。
これまで「臭いものにフタ」でやってきた
福祉行政の貧困さがよく出ているなぁ。
厚生労働省の役人になるには、
福祉の現場での実習を必須科目にしてはどうだろう?
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